腫瘍

ハムちゃんの腫瘍

獣医の小田です。

昨夜7時過ぎに北京から成田について、夜行電車で今朝帰福しました。

午前中のトピックスは

2週間前にお灸をしたハムスターの検診です。

手の甲にアズキ半粒くらいの腫瘍が出来ていました。

場所と、大きさから手術では手を残すことは不可能です。

麻酔が必要になりますがほかに手の機能を残して出来る処置が無かったのでお灸を実施しました。

処置後5日でしこりがボロッととれ、今回その傷跡もほとんど消えていました。

局所再発の可能性はゼロではありませんが、元気に回し車も使っているようです。

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国内にないので、、、

獣医の小田です。

高濃度ビタミンC点滴療法のための、ビタミンCは国内では手に入りません。

注射用のビタミンCは国内にもあるのですが、防腐剤が入っているため、高用量で使用すると危険なんです。

海外から輸入するのも、申請や許可の問題で安定して供給されにくいのですが、この度その問題点がなくなったので、安心して継続治療が出来るようになりました。

さらに、QOL向上を目的としたガンの治療の効果を上げるため、オゾン療法、低用量ナルトレキシン療法、マイヤーズカクテル点滴療法なども実施可能です。

オゾン療法はガンに対して使用するイメージがありますが、腎不全、慢性の皮膚疾患、難治性の肝疾患でも効果が出ています。

マイヤーズカクテル点滴療法は、慢性の消耗性疾患での有効性が認められています。

病気から来る体の問題を改善するために種々の療法が出来るよう対応しておりますので、ご希望の方は、相談してくださ。

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すい臓がん

先日なくなったワンちゃんの病理検査の結果がでました。

肝臓は膵臓由来と思われるガンの転移がみられ、肝炎も併発していました。

なくなったワンちゃんの飼い主さんへ電話をするのも無神経な気がしますが、

どういう理由でなくなったか、出来るだけ分かったほうが気持ちが違うと思います。

すい臓のガンは人でも発見されたときは手遅れということが多いのですが、

犬猫でも同様です。

猫のすい臓がんで、今回のワンちゃんと同じように黄疸と食欲不振で手術を実施したことがありますが、その猫ちゃんも3ヶ月位の延命でした。

悲観的な病気でも、病状が分かった上で一ヶ月でも半月でも元気に過ごさせてあげたい。

美味しくご飯を食べるとか、甘えて機嫌よくするとか、そういう時間を過ごすために決心した手術でしたが、死亡した原因が分かったという結果しか出せませんでした。

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多臓器不全

火曜日に試験開腹をしたワンちゃんは残念なことに多臓器不全を併発してなくなりました。

手術の翌日は飼い主さんの面会後ワンワン吠えるくらい元気だったのですが、発熱、皮下出血、急性腎不全と状態は急変し、輸血などの治療の甲斐もなくあっという間に亡くなってしまいました。

膵臓付近の腫瘍と、肝臓への転移の疑いの所見からかなり重度でしたが、延命を考えての手術が期待通り効果がえられず、辛い結果となりました。

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がん性腹膜炎

腹水がたまる病気はいくつかあります。

心不全、肝硬変、犬ではフィラリア症など。

末期がんでも、腹水がたまることがあります。

末期がんの腹水は、心不全、肝硬変と違い血様の液体がたまることが多いので、腹水の細胞を病理検査に出して診断します。

癌の治療をしていて発症するよりも、だんだんお腹が大きくなって気がつくことのほうが多いようです。

手術や抗がん剤の適応ではないことが多いので、補完療法で体調を維持します。

現在、3匹の犬が治療中ですが、長い犬ではすでに5ヶ月もそこそこの体調を維持しています。

人と違って、癌だということで落ち込まないのがいいのでしょうね。

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お腹の腫瘍

金曜日は、予定の手術以外に飛び込みで予定を入れた腫瘍の手術が2件ありました。

1つは、ゴールデンの体表の腫瘍。大小あわせて六ヶ所。

もう1件は、昨日夜初診でこられた柴犬のお腹の腫瘍。

お腹の腫瘍は脾臓でした。

非常に巨大になって(体重の12%の重さ)通常の開腹では取り出せなかったため、両側のけん部切開という方法でなんとか取りだせました。

状態がかなり悪かったので、無事手術が終わって麻酔が覚めた後もなんとなくぼんやりした感じで回復に不安がありました。

夜から、朝にかけても動きに切れが無く心配でしたが、昼過ぎから歩き回れるようになり、ご飯も食べ、夕方元気に帰って行きました。

先日の火曜日に同じような手術をセトクリニックで実施しましたが、その犬も翌日元気食欲がすごい状態に回復し、入院不要となり帰って行きました。

脾臓のしこりは悪いものが多いのですが、いったんは元気になります。後は病理検査待ちです。

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急ぎの手術

小田です。

今月末から来月にかけて8日間仕事を休んでイギリスの学会へ行くので、急ぎの手術が詰め込まれています。

そこへさらに、しこりから急な出血を起こし、貧血になった犬や、乳腺腫瘍が急に大きくなり裂けそうになった犬、大たい骨の病的骨折を起こしたうさぎ、手のかかる3件の手術が入りました。

どの動物も、2週間後ね、といえない状態なので病院の業務的にはかなりハードなスケジュールでの手術になります。

実は、こういうとき手術をする人間が一番楽だったりするんですね。

手術のためには、動物の術前、術後の管理、機材の準備片付けと、手術以上に手間と時間がかかる仕事が付随しています。

術者は、そんな縁の下の力持ちの支えが合って、ストレス無く手術に没頭できます。

難しい手術が入ると(特に身体状態が悪いと)執刀医以上に気をもむのが、麻酔を担当する獣医や、術前術後の内科治療を担当する獣医と看護士なんです。

スタッフの協力があってこそ安心して長期の学会に参加できることに感謝です。

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顎の腫瘍

シェルティは中高年で正常でも歯肉が盛り上がったようになるケースが多いですが、今日顎の手術をしたシェルティは良く見ないと気がつかない程度の異常が下顎に見つかり、2週間前病理検査を実施しました。
腫瘍を疑っての検査ですが、結果はただの炎症。
どう見ても疑わしいのでもう一度検査を実施させてもらったところ、悪性腫瘍との結果が帰ってきました。
口の中は歯周病などで慢性の炎症を起こしやすい部位ですので、一回目の検査で診断がつかないこともあります。
2週間以内に2回目の検査をしてくれた飼い主さんに感謝です。
顎の腫瘍の手術は顎を切り取るため、飼い主心理としては、非常に辛い選択ですが近い将来酷い事になるよりは、下顎が無くなっても美味しくご飯を食べれて長生きしてくれる方が大切ですので、手術の日程を直ぐに決めました。
手術の翌日、ちょっと舌は出ていますが、元気に駆け寄る姿をみて、安心して連れて帰ってもらいました。

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耳を切る

耳先に100円玉くらいのシコリができたボストンテリア。
薬で治らないということで来られました。
病理検査も実施し、慢性炎症という検査結果だったそうですが、
あまりにも経過が長いため、耳を切る事を提案していました。
ボストンテリアの耳が半分になると、とっても目立ちます。
それが耐えれずに今まで頑張ってきた飼い主さんですが、
治療に反応しないのは診断が間違っている可能性が高い、
という事を理解していただき、
耳が半分になっても、ワンコは気にしない、見ている飼い主は辛いけど、このままだとワンコがつらい。
発病から2年、耳を切ることになりました。
検査の結果は、肥満細胞腫。しかもかなり悪いタイプで週明けリンパ節を郭清する手術をすることになりました。その後抗がん剤で治療することになります。

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扁平上皮がん その2

扁平上皮がん疑いの猫ちゃんの結果が戻ってきました。
疑い通り扁平上皮がんだったので、下まぶたを目頭を含め全体の8割以上しましいました。
人でいうほっぺたの部分の半分くらいを一緒に切除していますので大きく皮膚が無くなります。
皮弁という方法で唇の一部を移植します。
ブラックジャックのような顔になりましたが、手術当日の夕方には帰宅しました。
あと、2-3日は傷が腫れますので、週末チェックにこられます。

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