眼科

急ぎの治療が必要です。

夜間、携帯へ電話がかかりました。

さっき見たら、猫が片目をつぶって開けない。

状況を良く聞くと、血が出ているように見える、ということですぐに来てもらいました。

見ると、猫どうしでケンカしたのでしょう(数匹室内飼育です)

角膜に貫通した穴と、縮瞳、虹彩癒着、前眼房出血。

かなりの重症です。

治療開始が早かったので、薬で治る可能性も高いのですが、

明日良くなっていなかったら手術をしなければなりません。

今晩はつききりで点眼をしてもらうことになりました。

来てもらって本当に良かった症例です。

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緑内障の手術

緑内障は中年以降の犬に多い失明する眼の病気です。

(白内障のほうが一般的ですが、白内障を放置すると緑内障を起こすことがあります。)

急に発病することが多いのですが、視力を失わないためには1-2日以内に眼科専門の病院へ転院してもらっています。

それでも、すでに網膜に異常があったりして失明することがある怖い病気です。

片方がなった場合、もう片方も1-2年以内に発病しやすいので定期健診が欠かせません。

緑内障が慢性化し、目が大きくなってしまった場合、治療の目的は視力を維持するのではなく、痛みをとることになります。

眼圧が上がらないように、内服や点眼を続けるしかありません。

そのため、治療は一生続きます。

その、つらさを減らすため、慢性緑内障のQOL改善の目的で、シリコンインプラントを薦めています。

これは、視力も失った眼が痛みの原因になるため、正常に近いサイズを維持できるようにする手術です。

20100610

この写真のワンちゃんはすでに両方とも視力をなくしています。

しかも向かって左(犬の右目)はかなり大きく眼圧も40以上(通常15以下)

飼い主さんの都合で3週間預かることになっていたため、

お迎えのときには治っているという前提で、シリコンインプラントの手術をさせてもらいました。

今日のお迎えのとき、3週間ぶりに再会した飼い主さんは、大きかった眼が以前のサイズに戻って、喜んでくれました。

これからは、手術した眼に、嫌いな目薬をされずにすむので、犬も飼い主さんも負担が減ると思います。

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網膜変性

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目の病気は、人でも初期には自覚症状が出にくいですが、

動物ではもっと発見が遅れます。

この春に予防関係でこられた犬、猫で数頭眼底の異常が見つかっています。

これは眼底写真ですが、中央部に小さな白い点があります。

その部分の網膜は機能していません。範囲が広がっていくと失明してしまいます。

猫では、中年以降に高血圧で眼底出血を起こすこともあります。

眼底鏡を使った検査になりますので、嫌がりの子ではなかなか大変です。

眼底をチェックするのは、若い頃からの慣れが必要です。

フィラリア予防や、ワクチン接種れ連れてこられた時に

ちょっと嫌がっても、なだめながらチェックをしていくことに慣れてもらうことで、目の健康を守ってもらいたいと思います。

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