病気のこと

飼い主との絆  局所麻酔で腫瘍手術

獣医の小田です。

今日は12歳のバーニーズマウインテンドッグの肩に出来た腫瘍の切除を実施しました。

3月に12歳の大型犬で、手術できないということでセカンドオピニオンで来らていました。

大型犬の12歳とは思えないほど、元気なのですが、レントゲンでは心臓の肥大が見られ

全身麻酔は難しい状況でした。

初診時には、左の脇にジクジクになった皮膚の腫瘍と右肩に握りこぶし大のしこりがありました。

おとなしい犬だったので、局所麻酔で皮膚の腫瘍の切除と肩の腫瘍の病理検査を実施しました。

その後、肩の腫瘍が大人の握りこぶし以上の大きさになり、このままでは破れそうということで、局所麻酔と精神安定剤で手術を実施することになりました。

飼い主さんに寄り添ってもらい、床にゴロンと寝た状態で鎮静剤と局所麻酔を実施しました。

麻酔が効くのを待って腫瘍の切除をしましたが、局所麻酔で痛くないのと、飼い主さんに膝枕されて安心できるのか、ほとんど嫌がることなく腫瘍を切除することが出来ました。

皮膚の腫瘍を局所麻酔で切除することはありますが、筋肉に張り付いた腫瘍を局所麻酔で切除したのは初めてです。

術後30分ほど点滴を実施した後、元気に帰って行きました。

こんなことが出来るのも、犬を飼い主の信頼関係が出来ているからだと感じます。

いい子でじっとしてくれてありがとう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ダニ注意

獣医の小田です。

最近ダニをつけてくるワンコが増えています。

ちょっと暖かくなって、ダニの活動が活発になっているようです。

公園や山の近くにお散歩に行くワンコは注意してくださいね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

季節がら

獣医の小田です。

暦の上では春ですが、なんだか寒い日が続いて早く暖かい日が来て欲しいですね。

まだ、春にしては寒いですが、動物の体は季節の変動を感じやすいのか、

子宮蓄膿症が増えています。

この病気は、中年以降の犬に多い病気です。

週末からで2件の緊急手術がありました。

急に起こる病息ではありませんが、症状は急に出ますので、気がついたときはかなり重症になっている犬もいます。

中年過ぎの避妊していないワンコの飼い主さんは気をつけてくださいね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

開放骨折

獣医の小田です。

昨年末に保護された、両方の前肢の骨折と、左後足の開放骨折の猫ちゃんの最後の手術が終了しました。

感染を起こしていた開放骨折も、少し曲がってしまいましたが、感染を克服してしっかり四本肢で走り回るようになりました。

最後の手術で、少し早いですが去勢も実施し、当分病院とは縁がない元気な猫ちゃんになってくれました。

拾ってくれた方も手間がかかった分愛情増倍で、楽しい生活ができそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ダニから感染するバベシア

獣医の小田です。

この一ヶ月ほどの間にバベシアの犬が6件も来院しました。

血液のなかの赤血球が壊されて貧血を起こす病気で、治療の開始や治療への反応が悪いと貧血で死亡することもあります。

今回は、6件のうち3件が輸血対象となるなど、シビアな症状が目立ちます。

今年は、初夏の気候の影響でノミやダニが多かったせいでしょうか。

まだ一ヶ月ほどダニのシーズンは続きます。

山や、草原で散歩するワンちゃんは、まだまだ要注意です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ダニ注意

獣医の小田です。

今年の夏はとってもノミが多くて大変でした。

このところ当分発生していなかったダニから感染する犬のバベシアという貧血を起こす病気が続いています。

症状が進行すると輸血が必要になったり、治療の反応が悪いと死ぬこともある怖い病気です。

ダニの予防で100%はありませんが、定期的な予防薬と散歩の後のブラッシングでダニからワンコを守ってあげましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏ばて

獣医の小田です。

暑さが増して、体が溶けそうな毎日ですね。

我が家の猫は暑さをものともせず元気もりもりですが、ワンコたちは辛そうです。

空調がある室内のワンコでも、この季節は堪えますね。

夏は胃腸が弱りやすくなります。それと皮膚病。

この2-3日下痢嘔吐で来られるワンコがふえています。

夏の皮膚病は太めのワンコに出やすいのでぼっちゃりさんは気をつけましょうね。

胃腸と皮膚が弱りやすい時期ですから、食事は控えめに、脂肪やでんぷん質の多い食材は控えましょうね。

| | トラックバック (0)

歯石、歯周炎

獣医の小田です。

以前から左上の奥歯が気になってたシバちゃん。

先日最近口臭がきつくなったということで、やっぱり歯の処置が必要だねということになりました。

歯石を取って、左上の奥歯は抜歯、その他は歯石をとった後に必要であれば抜歯しましょう。

ということになりました。

歯周炎のある歯石処置の場合、レントゲンをとります。

抜歯が必要な歯を見極めるためですが、このシバちゃんは一見健康に見える左下の奥歯に一番の異常が見られました。

その歯は歯根が2本ある二根歯なんですが、一つの歯根が凄く悪くて下顎骨が溶けていました。こういう場合将来骨折につながるので実は大変な異常なんです。

怪我の功名ではありませんが、こういうケースは結構あります。教えてくれないけど、痛いんでしょうね。

今回は左下で見付かった歯が一番大変で予定の時間を一時間もオーバーする手術になりました。

シバちゃんお疲れ様でした。

口腔処置担当の中田先生もご苦労様でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

伝染病  その後

獣医の小田です。

犬のケンネルコフ と

猫の パルボ は落ち着いてきましたが、

今度は、犬のパルボが発生しています。

GWで動物の移動や、不特定多数の動物との接触で、拡散されたのでしょうか。

早く収まってほしいものです。

最近はワクチン接種率が高いのでそうそう発生する事はありませんでしたが、

ワクチンの重要性を感じますね。

実は、我が家のワンコのワクチン予定日が一ヶ月以上過ぎていたので、あわてて接種しました。ダメダメ飼い主です。

昨年度は最近みかけなかったフィラリア症も5頭来ましたし、やっぱり怖い病気は油断大敵だと感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

伝染病

獣医の小田です。

予防接種が定着して、この7-8年は怖い伝染病を診る機会がありませんでしたが、

最近発生しています。

ひとつは、犬のケンネルコフ。

これはいわゆる風邪ですが、色々な病原体で同じような症状を出します。

そのなかで一番怖いのがジステンパー。

これはワクチンで防御できます。

それ以外のものは予防が出来ないんですが、

人の風邪とインフルエンザの違いのようなもので、ジステンパー以外のケンエルコフは

免疫力が弱っているとか、ほかの病気を持っていなければ治療によく反応します。

この時期、行楽季節で犬と一緒に出かけてもらってくることが多いようです。

もうひとつは、ネコパルボ。

これは、下痢嘔吐を起こして敗血症を起こす非常に死亡率の高い病気です。

病気の猫の嘔吐物や便など排泄物で感染します。

室内の猫でも、ワクチンを勧めているのは飼い主が汚染されたところを歩くことで家に持ってはいることになるからです。

ネコパルボは昨年秋にも大流行しました。

住宅密集地で、外猫がたくさんいる地域は注意してください。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

おだ動物病院 ホームページ
http://oda-animalsupport.com/oda/profile.html

セト犬猫クリニック ホームページ
http://oda-animalsupport.com/seto/profile.html

タニダ動物病院 ホームページ
http://oda-animalsupport.com/tanida/profile.html

当院が初めての方へ
http://oda-animalsupport.com/group/beginner.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧